コロナウォッチャー

4月7日の緊急事態宣言。国民として協力していくことは当たり前ですが、収束を祈りながら感染者数を観察していきます。

4月15日 日本の感染者数 8,000人超 収束を予測してみた(禁クレーム)

 4月15日の日本の感染者数は、455人増の8,100人となった。これをどのように評価するかだが、前日390人より多いものの、12日の743人よりも少ない。また、今日の発表は532人であるから、「ギリギリの状況」、「瀬戸際だ」などと言われているように、感染爆発には至っていないと言えると思う。

 12日がピークであることを願って、予測カーブをグラフに載せてみた。予測カーブは、成長曲線(ゴンペルツ曲線)を使っての予測であるので、本来はもう少し曲線に陰りが見えてこないと予測としては使えないのだが、予測シミュレーションの際、非常に興味深いことに気付いたことがあったので、お伝えしたい。

今の感染は第2波だ

 いろいろとシミュレーションしても、初めて感染者が発生した1月20日から昨日までの感染者数累積にピッタリと曲線に乗らない。3月25日からの急激な増加はひとつの曲線では表現できないのだ。そこで、3月25日からとそれまでの2つの曲線の合算なのではないか、という仮定のもとシミュレーションしてみると見事にハマった。

 つまり、1月の最初の感染者発生から3月25日までは第1波が支配的で、3月25日からは第2波が支配的であるということである。なお、第1波第2波は、私の仮説ではなく、11日夜9時に放送されたNHKスペシャル、「新型コロナウィルス・瀬戸際の攻防」で新型コロナ対策チームがコメントしていた内容である。第2波は、3月14日の海外からの帰国者が主な原因だそうだ。羽田空港の検疫所が対応できないほどの帰国者が一度に帰ってきたようである。

感染者最大21,000人、収束は5月末?

 さてグラフは、緊急事態宣言による緊急事態措置の期間の5月6日までを計算した。グラフを見てのとおり、予測カーブは5月6日までにピークを迎えない。予測カーブは累計であるので、水平になった時点が収束となる。つまり、新規感染者数が0人になるということ。どこで収束と定義するのかは難しいが、とりあえず今は0人としておく。

 EXCELでグラフを作っているので、水平になるまでX軸を伸ばすことは容易であるが、それはもう少し後にしておきたい。この計算は単純にこれまでの感染者数の推移から想定したモデルに過ぎず、感染者の動向など全く考慮に入れてない。この点をご承知頂き、少ない、多いなどのクレームはご容赦頂きたい。あくまでも私の予測に過ぎない。

 この予想を大きく下回ることを願うばかりだが、長期戦になることは間違いなさそうである。みなさん、がんばろう。

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日本の感染者数累計(4月15日 WHOデータより)

注意!感染者数は、WHOデータを参考にしていますが、予測はあくまでこのブログの著者がおこなったものです。WHOは全く関与していませんので、ご注意ください。