中国、やっぱり死者数変更 1290人増
4月18日、朝日新聞で中国・武漢の死者数を訂正する記事が掲載された。「やっぱりごまかしていたか」というのが大方の感想だろう。死者数は、3,342人から4,632人に訂正、感染者数も325人増に訂正された。「本当にそれだけ?」とも感じているはずである。
食い違うWHOデータと中国・国家衛生健康委員会データ
実は違う点が他にもある。ごまかしている、というつもりは無いが、毎日データをチェックしていると、WHOが発表されるデータと中国が発表するデータが一致しないのである。本来、国が発表するデータをWHOがまとめているだけだから食い違うはずがないのだが、なぜか違うのだ。実際、日本の厚生労働省が発表するデータとWHOのデータは一致している。
特に大きく異なるのが、2月12日の感染者数の、約13,000人増やした大幅変更だ。中国のデータは、2月12日に変更しているのに、WHOのデータは、5日遅れて2月17日に変更されている。2月16日まで、感染者数は増えているので、違う数字を報告していることになる。つまり、「WHOには適当に報告しとけっ」てな感覚なんだろう。トランプ大統領が怒るのも理解できる。