コロナウォッチャー

4月7日の緊急事態宣言。国民として協力していくことは当たり前ですが、収束を祈りながら感染者数を観察していきます。

新型コロナでお小遣いが余った!!居酒屋さんが苦しいわけだ

 テレワーク始めて2ヵ月が経とうとしている。基本的に出かけることが無くなってしまったので、小遣いを使わない。スマホのアプリで家計簿をつけているので、小遣いの分析をしてみた。

 しがないサラリーマンで稼ぎも少ない私。間もなく定年を迎えるが、結婚以来、小遣いの額が変わらない。給料が上がっても、下がっても、ボーナスが増えても減ってもまったく変わらない、この三十数年間。コロナ騒ぎの前までは、少ない小遣いで、会社帰りに同僚と駅近くの鳥貴族で一杯やるのが楽しみだった。

去年5万円超?何に遣ったっけ?

 下のドーナツグラフは、私の4月の小遣い前年同期比較。まず金額の差が圧倒的に違う。昨年2019年の使ったお金は、52,904円。完全に赤字だ。なお私の小遣いを白状すると2万円。サラリーマンの平均的な小遣い額は、36,747円だそうだ(2019年/新生銀行調査)。平均よりもだいぶ少ないが、調査結果では、小遣いの使い道の43%が昼食代だそうだ。私の場合、昼食は妻のありがたい手作り弁当持参なので、小遣いから昼食に充てることはない。タバコも吸わないし、パチンコもやらない。酒だけだ。昼食が一日600円として20日で12,000円。それを考慮すると、世の中のお父さんと変わらないのかもしれない。

 それにしてもいったい去年の5万は、何に遣ったのか。

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お小遣い前年比較 2019年4月vs2020年5月

 私が使っている家計簿アプリは、Zaimだ。大阪に単身赴任していたころからだから、7年間使用している。パソコンでもデータを見られ、ダウンロードもできるので便利だ。グラフの分類は基本的にはアプリの標準だ。交際費の中に飲み代やお土産台が含まれている。昼食代などは食費に含まれる。

 履歴を見たら、そうだ思い出した。去年は九州に1週間くらい出張していた。出張中の食費や宿泊先での飲み代だ。また、4月なので歓迎会が多かったのだ。5万円の半分以上が交際費だから約25,000円が飲み代に費やされている。

先月は飲み代0円だった!居酒屋さんの窮状実感

 さて今年の4月を見てみると、交際費を示す黄色がまったく無い。つまり飲み代が0円だ。小遣い使用がそもそも約8千円と、2万円を大幅に下回っている。余るなんて前代未聞。ありえない。

 43%で一番多い割合の青色は分かりにくいが、”エンタメ”。これには、映画や音楽、書籍、レジャーなどが含まれる。本を3冊、約3,000円使っていた。

 私の小遣いを見ただけでも飲食店をコロナが直撃していることが分かる。久しぶりに行きたいがやっているかな。飲食店はただでさえ、薄利多売の商売。鳥貴族がんばってほしい。鳥貴族は全店で営業休止し、売上96%減になった、というから経営破綻してもおかしくないレベルだ。

 私の友人に飲食店を経営しているのがいて、東京の外れでお酒を中心にした食堂で、常連客で賑わう、こじんまりとしたお店だ。この間電話してみた。やはりテイクアウトが中心で、売り上げは激減だそうだ。ただ、常連は勝手にお店に入って飲んで帰るらしい。テレワークはいいが、飲食店への影響は計り知れない。飲食店への材料納入業者、バイト、タクシー、これらの経営が成り立たない。宣言解除になったら、鳥貴族に通おう。私の小遣いじゃ微々たるものだが。