コロナウォッチャー

4月7日の緊急事態宣言。国民として協力していくことは当たり前ですが、収束を祈りながら感染者数を観察していきます。

5月3日 新規感染者数294人 前日より増加 死亡者数も38人、1日当たり最大

 ゴールデンウイークも真ん中、何するわけでもなく過ぎている。今、政府の諮問により専門家会議が開かれている。緊急事態宣言の延長に関して最終的な方針が決まる。全国一律の延長は避けてほしいものだ。

 5月3日の世界感染者数が、WHOから発表された。日本については厚労省HPとなぜか若干差があるが、294人、死者38人の増加であった。死者38人はこれまで無い、一日当たり最大人数だ。医療逼迫が懸念される。あるいは高齢者が持たなかったのか。グラフを更新した。

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日本の感染者数累計(5月3日 WHOデータより)

 さて死者数が最大人数だったことを鑑み、考察したい。まず世界の状況と日本の状況のグラフを示す。

絶対数は少ないが増加速度が大きい

 このグラフは、主な国の死亡者数累計である。縦軸は死亡者数だが、対数目盛になっている。日本の死者数は累計492人となった(グラフでは赤い線)。世界では約24万人、アメリカは79千人と世界最悪の状況だ(グラフでは一番上の青い線)。トランプ大統領は封鎖解除し経済活動を始める、と言っているが、グラフから分かるとおり、ヨーロッパと比べると収束には向かっていない。日本のグラフも絶対数が少ないとはいえ、上昇傾向となっている。医療現場が逼迫していることを表しているとも考えられる。なお、日本の死者数について、4月21日に大幅に増加しているが、これは厚労省HPによると、突合作業により修正したものである。この修正について報道するマスコミは見かけなかったけど。 

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世界の死亡者数累計(5月3日 WHOデータより)