コロナウォッチャー

4月7日の緊急事態宣言。国民として協力していくことは当たり前ですが、収束を祈りながら感染者数を観察していきます。

5月2日 新規感染者数264人 前日より増えたが感染減少は続いている

 今日は憲法記念日。暑い日だった。

 今日WHO発表の新規感染者数は、264人であった。累計で14,545人。ちなみに死者は22人増の454人。前日より増えたが、先日も書いたとおり、増減しながら減っていくのだろう。一喜一憂せず推移を見守りたい。

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日本の感染者数累計(5月2日 WHOデータより)

 今日3日の厚労省の発表では、289人であった。WHOへはこの数値がそのまま報告されるので、明日の発表はこの値になるだろう。ここへきて増える傾向にあり、一喜一憂すべきではないと書いたが、心配である。都道府県別に見ると東京都、北海道が以前高止まりの状況だ。テレビでの報道では、家庭内感染、院内感染が原因だそうである。8割接触削減が無駄であった、ということにはならないだろう。

 行動制限の大切さについて、シミュレーションで示した動画があった。大変視覚的で分かりやすいので、ご覧いただきたい。

www.youtube.com

 この動画では、8割の行動制限を解除するとどうなるかをシミュレーションしていた。すると収束していた感染が、また始まり、行動制限解除のままであると、感染爆発を起こすのである。つまり、行動制限を解除すれば、全員が感染し抗体を持つまで収束しないのである。動画はここまでであるが、とすればどうしたら良いのか。それを問う動画でもあると思う。極端であるが、大変考えさせられた。

 単純な解答としては、収束後潜伏期間の約2週間まで行動制限を続けることだ。しかし、実際にはそう単純では無いだろう。入国制限を解けば、海外からも感染者が再度流入するのだから。ではどうするべきなのか。最善策は、行動制限を解除しまた感染者が増えたら行動制限を掛けること、だろう。

専門家会議提言が結論?→「新しい生活様式

 5月1日の専門家会議の提言が発表され、資料も厚労省HPにアップされたので、リンクを貼るが、資料を抜粋し、「今後の見通し」の画像を貼る。

 前述の最善策は、結局、専門家会議の提言と同じである。結局医療崩壊を起こさないよう、ワクチンが開発されるまで行動制限を掛けたり緩めたりしなければならない、ということだ。さて「新しい生活様式」とは?うまくコロナと付き合っていく方法を模索する、ということだろう。

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専門家会議の提言「今後の見通し」(5月1日)

資料のリンクはこちら↓

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627254.pdf