5月6日 新規感染者数123人 新規死者数22人、緊急事態宣言延長、自粛解除すれば15日で元通り?
ゴールデンウイークが明け、今日からまたテレワーク開始。ネットワークが集中しているのか、Skype会議は音声が途切れて分かりにくい、というよりもほとんど会議内容が理解できない。
5月6日付のWHO新型コロナウィルス関連報告による新規感染者数、死者数のデータによりグラフを更新する。新規感染者数は123人、累計15,354人。死亡者数は新規22人、累計543人。
感染速度は更に落ちてきているが、ゴールデンウイーク中の検査報告がどのように影響しているのか分からない。今日の厚労省のデータでは、7日12時現在で109人なので、しばらく100人台前半が続くものと思われる。
行動制限解除、15日で元通り
先日の5月3日に、感染広がりのシミュレーション動画を紹介した。8割行動制限を解除すると、結局また感染爆発する、という内容のものだ。今日は同様な内容で更に具体的な日数をシミュレーションした論文を、東京大学大学院生物科学専攻が発表した。結論から言えば、8割接触削減を30日間実施しても、制限解除15日で元に戻る、というショッキングな内容だ。
http://www.bs.s.u-tokyo.ac.jp/content/files/covid/COVID-19_continuity_strategy.pdf
5月2日にも書いたが、結局医療崩壊を起こさないよう、ワクチンが開発されるまで行動制限を掛けたり緩めたりしなければならない、ということだ。大阪・吉村知事などように、数値化して指標を示しながら、自粛と解除をしばらく繰り返していくしかないのだろう。憂鬱だなあ。